エンディングノートを黙々と書く4月の会を開催
エンディングノートを黙々と書く会を今年は毎月1回開催すると決めました。
このエンディングノートを黙々と書く会は私が保険会社にいる時に始めたものです。
2年前の8月12日に、広島市中区にある、ファミリー葬さくらの西村有う子さんによる「輝く女性のための終活せみなー」に参加したことがきっかけで、自分でエンディングノートを購入し、書いてみたことがセミナー開催の動機になりました。
自分が死んだ後は誰にも迷惑をかけたくないと思っていたのに、エンディングノートを書いてみると、今のままじゃ迷惑しかかけないじゃん!とめちゃくちゃ焦りました。
そして、これは、一人でも多くのかたに感じていただかないといけない焦りだとも思ったのです。
そしてその年の10月からお客様によびかけて、毎回10名ほどご参加いただき毎月1回のペースでこのセミナーを開催させていただきました。
エンディングノートは本当に誰しもが書いておいた方がいいという思いは、保険会社を辞めてからも変わりません。
だから、起業してからもこのセミナーは開催したいという思いはずっとあったので、今年の1月からまた毎月1回開催しようと決めました。
今年の1月は15名の方に参加していただき、エンディングノートを書いていただきました。それぞれの方が本当にたくさんの気づきを持って帰ってくださいました。
2月は私が入院していたため開催を断念しましたが、3月は講演会の翌日に、沖縄、東京、広島の方とエンディングノートを書きました。この時は、私が、平均寿命や、健康寿命のミニセミナーをさせていただきました。
そして、今回はリアルに会っての開催はコロナの影響で難しいため、オールオンライン開催。
今回は元原誠吾さんをゲスト講師にお招きして、昨年亡くなられたお父様のリビングウィル(尊厳死)についての体験をお話ししていただきました。
もう涙なくしては聞けないお話で、貴重なお話をしていただき、元原さんのお話をうかがえるだけでも、とても意義ある時間だったと思います。
参加された誰もが、そう感じられたのではないでしょうか。
参加者の方のご感想
昨日の参加者の方のご感想を少しだけご紹介させていただきます。
免許証の裏、保険証の裏に臓器提供をしないにチェックしていなかったので、ちゃんと意思表示を残しておかないといけないと思った。
保険の見直しと整理が必要だと思った。
エンディングノートを書いたのは2回目。足りなかったものを揃えて書いてみたが時間が足りなかった。
口座とクレジットカードがいっぱいできた。閉じないといけない口座やクレジットカードの整理が必要だと思った。
リビングウィルの話を救急隊の立場で聞いていたが、救急隊員は、公務員なので、法の元で動かないといけない。口頭で意思を伝えられても、何もできない。元原さんのお父さんのように用紙に書かれて意思を伝えてもらえると、その最後の生き方を尊重できる。書き残しておくことの重要性を感じた。
「私の好きなもの」を書くページが印象的だった。父が亡くなった時に、好きなものをお葬式の際に並べたかったけど、こんな風に書き残してくれていたらもっと好きなものに囲まれて見送ることができたと思う。
エンディングノート1月ぶりに開いた。勤務先の変更。定期的な見直しが必要だと感じた。
初めての参加だったが、書いてみて病気について記しておかないといけない、飲めない薬などを書いておかないといけないとおもった。使えない薬は話せない状態で運ばれた時のために書き記しておかないといけないとも思った。
相続についてはこれまでの仕事柄争うことをたくさんみてきたので、きちんと書いておかないといけないと思った。
旧制名義の口座、子どもの通帳、印鑑のことを伝えておかないといけない。
亡くなった時は白装束じゃないといけないとおもっていた。自分の好きな服、好きな曲を書いておこうと思った。
まだまだご感想はありましたが、本当に皆さんたくさんの気づきを掴んでくださいました。
1回では決して書き終えることはできません。
毎月1回エンディングノートを黙々と書く会は開催しますので、何度でもご参加いただき、仕上げていただいて、見直していただく時間にしていただきたいです。
エンディングノートと共に揃えて欲しいもの。
そして、エンディングノートを書いたら以下のものをきちんと揃えてください。
☑️エンディングノート
☑️遺影に使いたい写真
☑️年金手帳
☑️実印と印鑑登録証
☑️パスポート
☑️整理された保険証券
☑️マイナンバーカード
☑️(ペットを飼われている方は)ペットの診察券
☑️通帳と印鑑
そして、それらを置いてある場所をご家族全員で共有していただきたいです。
エンディングノートを黙々と書く5月の会
5月のエンディングノートを黙々と書く会は(参加費1000円(税込))27日(水)10時から12時に開催いたします。リアルに集まれたら、SkyLand Officeに集まっていただき、オンラインでの参加もしていただきたいと思います。
まだ参加したことのない方はもちろん、参加したけど、まだ書き終えていない、上記のものを揃えるところまで至っていないという方はぜひ、再受講してください。
エンディングノートを書くことは生き方を整えることです。
一人でなかなかできないことは、みんなでやってみませんか?
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